らりらりらん日記

野球、読書、旅行

vs横浜第13回戦@神宮

7/28の神宮横浜戦、先発サイスニード、4-5で惜しくも敗北… けどめちゃくちゃ良い試合でした。DAZNで巻きめに観戦。

何と言ってもこれ。

第1打席、古賀優大のプロ初ホームラン。

2021年〜2022年前半のセーフティバントにもなってない腰引けぎみのバッティングを見てきてからのこの振り抜けるバッティングを見られるだけで多大なる成長を感じて涙が出るのに、神宮のセンター方向のホームランしかも東から先制…!!! 素晴らしいホームラン。本当に嬉しそうに3塁ランナーコーチとハイタッチしてホームに帰ってくる古賀を温かく迎えるベンチ! ニコニコの古賀を長岡が手荒に頭を叩いて迎えているのが可愛かった。見られて良かった…

しかし続く3回に逆転され。4回にも追加点を入れられ1-3… 誰か〜〜〜! 何とかしてくれ〜〜〜!! 古賀優大の可愛いヒロインを見せてくれ〜〜〜!!! と思っていたところ、代打で出てきた頼りになりすぎる兄さんが!!!!!

何とかしてくれる!!!!! 素晴らしい弾道の逆転スリーランホームラン!!!!!

木澤が無失点で繋ぎ、8回の男・清水。辛くも牧・大和にタイムリーを浴び逆転を喫す… 清水で打たれたら文句ありません。そんな日もある。得点圏大和はやっぱりこわすぎる。先日トレードの西浦が、ベイスターズのユニを着て打席に立つ姿も見られました。ファームの試合を見ていてショートが西浦じゃないことに、まだ寂しさのほうが勝ってしまうけれど。トレードは選手にとって良いことだと考えて、前向きに受け止めたいと思います。

明日は連敗止めたいな!

vs阪神第15回戦@神宮

7/22の神宮阪神戦、先発小川、DAZNで観ました。オールスター明け、後半戦の大事な初戦、6-3ですわほー!!!
相手先発がスワローズの苦手とする青柳さんだったので、どうなることか…と思っていましたが、見所たくさんの素晴らしい試合でした。

去年までの「天敵」対策に最近よく1番・センターで入っていた右打者の並木はお休み。代わりに1番・センター山崎、2番・セカンド武岡、3番・レフト宮本と左打者厚めの布陣。この1〜3番が攻守共に躍動した試合だったと思います。
初回から山崎ヒット→青柳さんの悪送球の間に一気に3塁へ→武岡は空振りも続く「青柳キラー」宮本のタイムリーで1点先制→村上はファウルフライに倒れるもサンタナがタイムリーで初回に2点!! 青柳さんから初回2点は未来が明るい。
3回にも武岡のスリーベースから宮本の犠牲フライで追加点。追加点が取れる日は良い日です。
そして何と言っても5回、見事なセーフティバントで山崎出塁→武岡の送りバント、がら空きの3塁を見逃さない好判断で山崎3塁へ→続く宮本はサードの正面を突くサードゴロに倒れるも、続く村上宗隆の、カウント1-2から真ん中高めをぶっ叩き、打った瞬間にそれとわかるスタンド中段に飛び込む特大ホームラン! 2022年の”村神様”の姿を彷彿とさせる久々の確信歩き+バット投げも見られて最高でした。やっぱり村上が打つホームランがいちばん気持ちいい!! 見ているだけで健康になる気がします。
5-0になり7回オモテで小川が阪神打線に捕まるも、火消しで出てきた石山が何とか3点で持ち堪え。この回にはノイジーの、あわやフェンス直撃かと思われた打球を、センター・山崎がフェンスに激突しながらダイビングキャッチ、ランナー進ませずという素晴らしい好守がありました。すごい勢いでフェンスにぶつかって痛そうだったので心配しましたが、動こうとするベンチを両手で大丈夫、大丈夫と制してプレー続行する姿がかっこよかった…!
このウラで代打・濱田が2塁打、これをサンタナが帰して1点取れたのが結果的にものすごく大きかったと思います。
8回は清水、代打・”こと起こし”・糸原がヒットで出塁→近本はセンターフライに切って取ったものの、続く中野の、センター前ヒットかと思われた打球を今度は代走から守備固めでセンターに入った並木がダイビングキャッチ! 得点させませんでした。
9回は田口、1死満塁のピンチでも続く代打を三振・セカンドフライに切って取りゲームセット!
ヒロインは宮本&村上&小川。同期コンビでお立ち台に上がるのは初めてだそうで、ふたりとも嬉しそうでしたね〜。キャプテン・山田が不在の中過熱するセカンド争い、宮本にも期待大です。

この日の空中くるりんぱでは、つば九郎がいつものすわ九郎に加えてちっちゃいドアラのぬいぐるみを連れてきていました。相変わらず仲良しだなぁ〜くらいにしか思っていなかったのですが、その後でドアラが体調を崩していることを知り、それを想っての行動だったのか… と。やっぱり仲良しですね。ちんまりしたドアラがすわ九郎にそっと寄り掛かってお座りしているのが可愛かったです。

とにもかくにも見所たくさんの素敵な試合、見せてくれてありがとう! わたしができることは応援することだけですが、後半戦もいっしょにがんばろう!!!

霧ヶ峰プチハイク&うちゅうブルーイング試飲旅行

7/15・16の1泊2日で、東京から長野へ霧ヶ峰プチハイクを絡めた旅行へ行ってきました。以前、「ちの旅」をコーディネートしていただいた移住者の方に霧ヶ峰や美ヶ原のハイキングをおすすめしてもらって、ずっと行きたいなと思っていました。ニッコウキスゲのシーズンにちょうど3連休があり、登山旅をして疲れたとしても月曜日を休息に当てられるのでちょうどいいな〜と思い、6月も終わりの頃バタバタと計画を立てた旅です。

1日目

新宿発あずさ号の始発で茅野駅

茅野駅9:25発のバスに乗りたかったので、それに間に合う新宿駅6:26発の始発か、7:00発の2本目のどちらかに乗りたいと思っていたのですが、6/28に7/15の予約をしようとしたところ、7:00発の方は既に席が売り切れ。始発ならギリギリ残っていたので慌てて取りました。6:26だと、まだホームのキオスクが営業していないので、改札内NewDaysでサンドイッチとお茶を買い、朝ご飯にしました。皆同じことを考えるのか、その時間帯のNewDaysは登山客で混んでいました。 行きのあずさ号は寒かったです。冷房が効きすぎているような気がしました。その日は半袖の速乾Tシャツを着ていたのですが、そのまま眠ると具合が悪くなりそうだったので、ザックからレインウェアを出して着て寝ました。

アルピコ交通バス白樺湖・車山高原線 車山高原行き」で車山高原へ

到着した茅野駅では雨が降っていました。登山天気で山頂は曇りであることを確認して、オンラインで乗車券を買いました(2023年7月現在、アルピコ交通バスではSuicaPASMOは利用不可です)。乗り場は確か3番だったと思います。わたしたちの乗る白樺湖・車山高原線は並んでいる人が全員座れる程度には空いていましたが、もうひとつの2番・ロープウェイ行き、と呼ばれていた方はものすごく混んでいました(たぶん八ヶ岳ロープウェイに行くのかな?)。
到着した車山高原バス停は標高が1568メートルほどで、茅野駅との差が約780メートル、7月とは思えない寒さでした。登山天気の言う通り、雨は降っておらずさいわいでしたが、恐らく気温17〜19度くらいだったと思います。風も強く、半袖Tシャツの上に羽織ったレインウェアの前を閉じてもまだぜんぜん寒い、くらいの気温。まず長袖を着てくるべきだったしウインドシェルも持ってくるべきだったし手袋も欲しかった〜と思って後悔しました…

リフト2本(スカイライナー、スカイパノラマ)を乗り継ぎ車山山頂へ

シーズンの晴れている日はリフトのチケット売り場や乗り場に行列ができているようですが、この日は天気のせいかガラガラ。並んでいたらオンラインでリフト券を買おうと思っていましたが、窓口でサッと購入することができました。行き帰り共にリフト利用の予定だったので往復券。スカイライナー、スカイパノラマという2本のリフトを乗り継いで行きます。風が強くて寒かった…
あっという間に山頂に着きましたが、山頂は何も遮るものがないため風が吹き荒び、いちばんの寒さ。とにもかくにもエネルギーを作り体の中から温まろう、ということで、おやつを食べました。わたしはシャトレーゼのバターどら焼き。カロリーメイトは同行者のおやつですが、気圧差でパンパンに膨らんでいます。 あいにくの天気で眺望はゼロ。車山神社で無事に旅を終えられるようお参りして、写真撮影もそこそこに歩き始めました。

ころぼっくるひゅってへ下り、ランチ

車山山頂から下る形で、ころぼっくるひゅってへ向かいます。コースタイム40分ほどの道。登山道としては斜度は少なく緩やかですが、大きな岩がゴロゴロしている道なので登山靴じゃないと厳しそう。わたしはハイカットの登山靴を履いていきました。分岐はひとつで、ほぼロープのある一本道なので安心です。道端に見慣れない高山植物がたくさん生えており、眺望が無くても飽きませんでした。霧の中、シーズン真っ只中のニッコウキスゲもたくさん咲いていました。 概ねコースタイム通りの時間でころぼっくるひゅってに着き、念願のボルシチ&サイフォンコーヒーをいただきました。寒かったのでホットのサイフォンコーヒーがちょうどよく、ボルシチが沁みました。お肉がホロホロで、サワー・クリームが良いアクセントになり大変に美味しかったです。コーヒーは酸味・苦味ともに控えめな、さっぱりした飲み心地で好みでした。 ビーナスラインから車でも来られる人気店だからか、この日のような、眺望のない日でもお昼時はわりに混んでいました(お店の方は、「今日がこれだと明日の晴れの日はどうなるんだろ??」って言っていました…)。お土産にピンバッチを買いました。

車山山頂まで戻り、リフト2本を乗り継ぎ車山高原へ

ころぼっくるひゅってで休憩した後はピストンで、車山山頂へ。登りですが、前述の通り斜度がそこまでないのと、エネルギーを補給した後なので体感的にはそこまでキツくなかったです。むしろ登りの方が楽。行きと同じリフトを乗り継いで車山高原バス停まで戻りました。

リゾート・イン・ミスティで宿泊

バス停から30分ほど歩いたところにあるペンションビレッジの一角に、今回宿泊した「リゾート・イン・ミスティ」というペンションがあります。小ぶりですが手入れのよく行き届いたペンションで、体に優しいフランス料理で有名のようです。内装もとても可愛らしくて落ち着きます。 到着したらまずシャワーを浴びました。山の上で、かつ歴史ある建物なので仕方ないと思いますが、シャワーの水圧はかなりささやかです。夏なので平気でしたが、寒い季節だともしかするとつらいかも。ドライヤーは、古い温泉宿なんかにありがちな、ただただめちゃくちゃ熱い風が出る、そのまま当てると髪に悪そうなタイプのものです。
18:30から夕食。白ワインをお供に前菜はきのこのキッシュ。生地がとても香ばしく、添えられたバジルソースも香りよく美味しかったです。
もち麦入りさつまいものポタージュ。優しい味。わたしはサラダなんかに無意味に入っているもち麦が大嫌いなのですが、このポタージュのもち麦には必然性を感じて美味しく食べられました。食感が良い。
海老のパイ包み(包まれてないな?)。海老は殻まで食べられます。パイはびっくりするほど層が多くサックサクです。
牛肉と夏野菜のトマト煮込み。 夏野菜は素揚げされています。油を吸ったジューシーな茄子と、甘く瑞々しいペコロス(たぶん)が至福の夏の味。
丸ごと桃のコンポート。 贅沢に桃を丸ごとひとつ使ったコンポートです。中に香り良い紅茶風味のケーキが入っていました。 最後はコーヒーで締めました。苦味、酸味ともにはっきりとした輪郭のあるお味。 食後、ひとつひとつのテーブルへ、シェフの方が来て挨拶をしてくださいました。料理についてお話を伺えるので、嬉しい時間。
お部屋に戻って、DAZNでしばらく野球観戦。フリーWi-Fiはパスワード有りでiPhoneDAZNを視聴する分には全く問題なかったです。スワローズの勝利&ムーチョのヒロインを見届け、さらに接戦の阪神中日戦を眺めつつ、お腹を落ち着かせ、8回表のチャンスで点が入らなかった辺りでバーへ。バーボンのロックを出してもらい、ラウンジにあった長野県の高山植物図鑑を読みながらゆっくり。 部屋に帰ったら阪神中日戦が延長に入っていて、溝脇が二塁にいる中日のチャンスでした。大好きな大島が打って悪送球で勝ち越し、そのまま勝利して大島のヒロインを見届け、就寝。半袖で寝ると少し肌寒かったです。頼めば毛布を借りられるもよう。

2日目

フレンチトーストで朝ご飯

8:00から朝食。生ハム入りサラダ、フルーツとグラノーラ入りのヨーグルト、フレンチトースト、りんごジュースです。たっぷりとした朝食。カウンターでコーヒーが温められており好きに飲むこともできます。フレンチトーストはふわふわ系。酸味のあるベリーがアクセントになって美味しかったです。

アルピコ交通バス白樺湖・車山高原線 茅野駅行き」で茅野駅

チェックアウトを済ませ、バス停へ。リゾート・イン・ミスティからバス停までが、結構な斜度のある道で行きも帰りもつらかったです。この日は晴れており、昨日はガラガラだった駐車場が賑わい、リフトのチケット売り場も長い行列ができていました。暑いし混んでいるんだろうけど、本当にお天気だし、眺望良いんだろうな〜と羨ましく思いつつ… いつかリベンジしたいです。お土産に手ぬぐいと、信州の生キャラメルを購入。オンラインで乗車券を買い、アルピコ交通バス茅野駅行きへ乗り込みました。

JR中央本線小淵沢駅

茅野駅からJR中央本線に乗り、小淵沢駅へ向かいます。休日の昼間は特急券の要らない電車が1時間に1本程度しか通らないようなので、逃すとかなり1日の予定が狂います。車窓からは長野県の雄大すぎる景色。到着した小淵沢駅は3年ほど前に改装されたらしく、木の匂いのするとてもきれいな駅でした。
この日の目的は道の駅にあるうちゅうブルーイングのタップルーム。ぜんぜん買えないとうわさの幻のクラフトビールです。F5連打の「うちゅう戦争」に参加する気にもなれないので、これを機にタップルームへ直接赴くことにしたのです。
Googleマップで徒歩35分と表示された道を歩きましたが、これは失敗だったと思います。小淵沢駅の標高が886メートル、タップルームの標高が996メートル、標高差実に110メートルです。これは前日のころぼっくるひゅって〜車山山頂の標高差とそこまで変わりません。つまり、斜度的にはほぼ登山です。そんなことはつゆ知らず、覚悟もしていないしそもそもアスファルト道で前日の登山靴履きっぱなしだしで、かなりつらかったです。何なら旅程でいちばんつらかったのがここです。この辺りはタクシーがすぐに来てくれるので、タクシー利用をおすすめします。

うちゅうブルーイングタップルームで試飲&お土産バイイング

そんなこんなで到着した憧れのうちゅうブルーイング、わたしはDDH DIPAのSUPER BONTENを飲みました(ポストカードはANTARESですが飲んでいるのはSUPER BONTENです)。 このスムージーのような濁り…! フルーティかつ、苦味も結構しっかりあるタイプです。この合わせ技がグレープフルーツっぽい。ABV 8.5%もあり1杯目としてはちょっと冒険だったかも。お土産に宇宙IPA×2、OTAKU×2、ANTARES、STRIPES、ANDROMEDAを購入。「宇宙」のロゴが入ったボックスが可愛いです。 今のところうちゅうブルーイングのものだとわたしはホップ盛り盛りの苦めのビールが好みで、いちばん好きなのはフラッグシップの宇宙IPA。元々のクラフトビールの好みとしてはHazy IPAが好きで、この路線だとWCBのFull Hop Alchemistのシリーズがいちばん好きです。説明文を読むとかなり好みで、夏に合うトロピカルなOTAKUをまだ飲んでいないので楽しみにしています。

タクシーで小淵沢駅

帰りはタクシーを使いました。あずさ号の発車時間まで1時間ほどあったのでどこかでお茶したかったのですが、駅近の喫茶店的な店が軒並み営業していなくて困りました… ソフトクリームを買って食べました。

あずさ号で新宿へ

帰りのあずさ号の予約は当日取りましたが、午後も過ぎてから取ろうとすると隣接する席がひとつもないという状況だったので、やはり帰りも早めに取った方が良さそうです。

1日目にお天気に恵まれなかったり車山高原が思いのほか寒かったり小淵沢駅→うちゅうブルーイングタップルームまでの道のりが予想以上につらかったり色々と想定外のことはありましたが、登山、美味しい料理、クラフトビールと好きな要素をギュッと詰め込んだかなり自分好みの旅になりました。霧ヶ峰タップルームもぜひまたリピートしたいです。次はお天気だといいな。